ご相談者様は25歳、ご主人は33歳でした。
二人が付き合い始めたのは8年前です。
高校生だったご相談者様は、
彼女がいたご主人と出会い恋をしました。
ご主人はご相談者様と彼女を両天秤にかけ、
2年も二股をかけていました。
そうして彼女が妊娠し、
ご主人は彼女と最初の結婚をしたのです。
ご相談者様は身を引き、
その後3年も音信不通になりました。
ご主人から突然の連絡、そして復縁の申し出。
その時未だにご主人は結婚をしていました。
すぐに二人のよりは戻り不倫交際に。
元彼女にはすぐにばれて大騒ぎになりご主人は離婚しました。
ご相談者様はすぐに妊娠し入籍。
やっと幸せを感じられた矢先のことでした。
ご主人のメールから浮気を発見したのです。
その時、ご相談者様は目を瞑りました。
一人目の愛人とはご主人の転職を期に
自然消滅をしたようでした。
その後結婚2年目になり第二子を妊娠。
そこでまた浮気が発覚したのでした。
「今回はもうやってやろうかと思ってぇ」
お電話のお声は非常に明るく軽いものでした。
「別に別れるとか深刻に考えていないんでぇ」
大宮の相談室のご予約を頂き後日お会いしたご相談者様は、
予想通り可愛らしい奥様でした。
「カウンセリングとかいらないんでぇ、
直接話がしたいんでぇ
ただ、相手のことが知りたいんですよぉ。」
詳しいご事情もご自分の心情も話したがらずに、
私達の話も聞こうとしないご相談者様。
「あなた、自分が馬鹿だと思われるのが嫌なのね。」
突然、私の隣で黙って話を聞いていたF先生が言いました。
「同じ男に何回も騙されていることが恥ずかしいのね。
きっと皆にそう思われてきたのね。」
ご相談者様の顔がみるみる蒼白になりました。
「だからそうやって、辛くないふりをするんでしょう?」
私は驚き、ただただ状況を見守るだけでした。
「あなたがそんな風じゃ、
彼の浮気をとめることは出来ないかもしれないよ。
でも大丈夫。
良い方法を一杯教えてあげられるからね。」
にっこりと優しくそして力強くF先生は言いました。
今度は、ご相談者様の顔が真っ赤になっていきました。
目からは大粒の涙。
「なんで・・・
なんで私はこんなに彼が好きなんでしょう?
それなのに彼はどうして私を何度も裏切るの?!」
それがご相談者様の本当の心の叫びでした。
「そうね、先ずそこから考えましょうか。」
F先生が笑います。
良かった、これでこの人は救われる。
私は安心し、
ご相談者様と一緒にF先生の言葉に耳を傾けたのです。
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